当院のアフターピル
避妊に失敗した際に服用する薬を緊急避妊薬(アフターピル)といいます。当院では、性交後72時間以内に服用するレボノルゲストレル錠、同じく72時間以内のプラノバール錠(ヤッペ法)、および性交後120時間(5日)以内まで服用可能なエラワン錠を取り扱っています。
いずれの薬剤も性交後できるだけ早く服用するほど避妊成功率が高くなるため、緊急の場合は早めにご相談ください。
レボノルゲストレル錠
当院は、レボノルゲストレル錠を取り扱っています。ノルレボ錠のジェネリック薬品です。比較的少ない副作用で、高い避妊効果を得られます。
プラノバール錠(ヤッペ法)
性交後72時間以内に2錠内服し、その後12時間以内にさらに2錠内服します。副作用で嘔気が強い場合もあり、嘔吐してしまうと避妊効果がなくなってしまいます。ノルレボ錠の方が消化器系の副作用が少ないです。
| 経過時間 | レボノルゲストレル | ヤッペ法 |
|---|---|---|
| 24時間以内 | 95% | 77% |
| 25~48時間以内 | 85% | 36% |
| 49~72時間以内 | 58% | 31% |
エラワン錠
性交後120時間(5日)以内まで服用可能な緊急避妊薬です。レボノルゲストレル錠に対して、エラワン錠はBMIが30以上の肥満女性に対しても十分な効果が得られること、時間が経っても避妊効果がそれほど落ちないことが特徴的です。欧米では主流の経口避妊薬です。
| 比較表 | レボノルゲストレル | エラワン錠 |
|---|---|---|
| 特徴 | LNG錠 | エラワン錠 |
| 成分 | レボノルゲストレル (LNG) | ウリプリスタル酢酸エステル |
| 主な採用 | 排卵の抑制 | 排卵の遅延・抑制、着床阻害 |
| 有効時間 | 性交後 72時間以内 (3日) | 性交後 120時間以内 (5日) |
| 避妊成功率 | 高い(早期服用でより高い) | 非常に高い (約98%以上) |
| 排卵直前効果 | 低下しやすい | 効果が落ちにくい |
| BMI(体重) | BMIが高いと効果が落ちる | BMIが高い女性でも効果が維持 |
| 副作用 | 吐き気、頭痛、不正出血など | 頭痛、めまい、疲労感、腹痛など |
| 日本での承認 | 先発品・ジェネリック共にある | 海外製(一部クリニック等で導入) |
以下の場合は早めに
ご相談ください。
- 性交中にコンドームが破れた
- 性交中にコンドームが外れた
- コンドームを途中から着用した
- パートナーが避妊してくれなかった
- 妊娠を望んでいないのに避妊できなかった
- 低用量ピルで避妊していたが、飲み忘れてしまった
高い避妊効果を得るためには、性交後24時間以内にアフターピルを服用することが理想です。
アフターピル(緊急避妊ピル)の費用 (税込)
| 当院初診 | 3,300円 (税込) |
|---|---|
| 当院再診 | 1,100円 (税込) |
| ノルレボ錠 | 7,700円 (税込) 土曜 3,300円(税込)追加 |
| プラノバール(ヤッペ法) | 4,400円 (税込) 土曜 3,300円(税込)追加 |
| エラワン錠 | 12,100円 (税込) 土曜 3,300円(税込)追加 |
服用方法
性交後72時間以内に服用します。最も高い避妊効果を得るには、24時間以内の服用が理想です。
服用における注意点
アフターピルを服用することで、ホルモンバランスが大きく崩れます。このため、短期間で連続して服用することはできません。
また、短期間連続使用すると、避妊効果が得られないことがあります。このため、アフターピルを服用すれば良いと安易に避妊なしの性行為をすることは避けてください。
また、服用前後の飲酒は禁物です。アルコール摂取によって、避妊効果が得られないだけではなく、副作用が強く出ることがあります。
アフターピルの副作用
- 吐き気
- 乳房の張りや痛み
- 倦怠感
- 胃腸障害
- 少量の出血
- 肌荒れ
など、いずれも軽度な症状ですが、吐き気を感じるケースもあるため食後に服用されることをお勧めします。
避妊の効果
| レボノルゲストリル錠の 避妊成功率 |
24時間以内 95%, 25-48時間 85%, 49-72時間 58% |
|---|---|
| ヤッペ法の避妊成功率 | 24時間以内 77%, 25-48時間 36%, 49-72時間 31% |
避妊成功率を上げるには24時間以内の服用を
性交後なるべく早く服用することで、避妊成功率が高くなるとされています。このため、性交後24時間以内に服用することが理想です。
ただし、72時間が経過した場合は120時間以内に銅付加リングを使用する方法があります。ご心配な方は、一度当院にご相談ください。
よくある質問
アフターピルの副作用はありますか?
吐き気や嘔吐、生理周期の変化などが報告されていますが、一般的には一時的なものです。副作用が気になる場合は医師に相談してください。
アフターピルは避妊方法として長期間使用できますか?
アフターピルは緊急避妊のための一時的な選択肢であり、長期間の使用には向いていません。日常的な避妊方法としては避妊ピルやリングなどがあります。
アフターピルを使用した後、生理周期に変化はありますか?
アフターピルの使用後、生理周期に変化があることがあります。次の月経が通常より早くまたは遅く来ることがあるため、注意が必要です。
アフターピルを服用すると、必ず妊娠を防ぐことができるのですか?
アフターピルは妊娠リスクを減少させる効果がありますが、100%の保証はありません。避妊方法の一つとして考え、できるだけ早く服用することが大切です。
アフターピルはどこで購入すればいいですか?
アフターピルは医療機関の受診が必要です。医師の診察を受け、処方してもらってください。
アフターピルの適応期間はいつまでですか?
アフターピルの効果的な適用期間は性行為後72時間(3日間)以内ですが、早ければ早いほど効果が高まる傾向があります。適切な使用タイミングに注意しましょう。
