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百日咳の予防のために、三種混合ワクチンの2回接種を推奨しています。

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百日咳の予防のために、三種混合ワクチンの2回接種を推奨しています。
このところ百日咳が流行しているというニュースが報道されています。百日咳は百日咳菌に感染して発症する呼吸器感染症です。この病気は発作的な咳がひどくなり、3ヵ月も続くことがあります。特に赤ちゃんが罹患すると、無呼吸発作(息が止まる)、肺炎・脳症や突然死なども報告されています。そのため赤ちゃん自身のみならず周りの人も百日咳を予防することが大切です。百日咳は予防接種を接種することで予防することができます。生後2ヵ月になりましたら速やかに五種混合ワクチン接種を開始してください。またこれまで四種混合ワクチンを1歳6か月までの間に4回接種することで防げていた百日咳の予防効果は、5~6歳あたりで薄れてきます。そのため学童の百日咳患者数が増えています。日本小児科学会では、小学校入学前の1年間に1回、11歳の二種混合の代わりに1回の計2回の三種混合ワクチン接種を推奨しています。

■三種混合ワクチン
・小学校入る前の1年間
・11〜12歳(二種混合ワクチンの代わり)
三種混合ワクチンは定期接種のワクチンではないため自費接種(税抜き4000円)となります。定期接種である二種混合ワクチンの代わりに三種混合ワクチンを接種する場合も自費接種となりますのでご注意ください。